インタビュー

INTERVIEW

「どんな形でも、日々進歩」
メンバーの想いをしっかり受け止め、
一緒に成長していきたい。

共同購入・宅配事業部 松山西支所 支所長渡部 真典(入協22年目)

HISTORY
  1. 入協
  2. 各支所(エリア担当)
  3. 各支所(チームリーダー)
  4. 今治支所(副支所長)
  5. 松山西支所(支所長)

一人ひとりの想いを大切に 現場の声に耳を傾け、成長をサポート

私は、1999年に新卒で入協しました。10年目で、チームリーダーに昇格。10年間務めた後、副支所長を経て支所長に就任しました。現在在籍している松山西支所は、エリア担当だけで36名。パートさんなども含めると、100名近い大所帯です。普段からメンバー同士のコミュニケーションが盛んで、和気藹々とした雰囲気です。

私は所長になってまだ日が浅いのですが、やはり「決断」するシーンが多く、責任の重さを痛感しています。でも、最も大切にしているのは、支所のメンバーが「どう成長していきたいか」ということ。一人ひとりの成長への関わり方を、常に考えています。そのために、配送担当全員との面談を実施し、想いや考えの擦り合わせをしているところです。一方的にこちらの意向を伝えるのではなく「聴く」ということを、大切にしています。

ただの配達ではない 関わりの深い組合員さんの「見守り」も担う

コープえひめは、ただ商品を配達するだけではない、多くの役割を担っていると思います。松山西支所は、市内だけでなく旧中島町も配達エリアに入っています。特に、高齢などを理由にご自身で買い物に行くことがままならない方の多い地域においては、非常にお役に立てているのでは…と、感じています。

私たちのように、毎週同じ方と同じ時間帯に顔を合わせる、という仕事は特殊です。もしかしたら、ご家族よりもお会いする頻度は高いかも知れません。それだけ、組合員さんにとって身近な存在。だからエリア担当には、商品の配達にとどまらない組合員さんとの「関わり」を大切にするよう声かけしています。

以前、担当が配達に行くと組合員さんが倒れており、結果的に命を救うことに繋がったケースが2件ありました。これは、毎週お伺いすることによって家の状況を把握していて、少しの異変にも気づくことができた結果でした。こうした「見守り」という役割も、コープの大切な仕事の一つです。

22年間、多くの人に支えてもらった これからは、自分が皆の成長を支えたい

チームリーダーの頃から部下に伝え続けていることは「どんな形でもいいので、日々進歩しよう」ということ。期初には、メンバーに「1年後にどうなりたいか」というビジョンを書いてもらうようにしています。そして、期末にそれを見ながら一緒に振り返る時間も設けています。

私自身、上司や先輩方にはさまざまな場面でサポートしてもらいました。支所長になった今でも、「新しい業務だけど、できそうか?」と、他の支所長が気にかけてくれます。分からないことについては、わざわざ足を運んで教えてくれることも…。キャリアを積み重ねても、成長を見守ってくれる先輩がいるというのは、すごく幸せな事だと思っています。

そして、自分がしてもらったことは、しっかり後輩に返したい。これからも、一人ひとりの声に耳を傾けながら、その成長をサポートしていきたいと思っています。

MESSAGE

就活生へメッセージ

コープえひめは、「人と話すのが好き」という人材が多い印象だと思います。でも、私はどちらかと言えば人見知りタイプで、学生時代は人前で音読ができないほど(笑)入協した頃も、人とうまく会話するスキルはありませんでした。ただ、コープえひめの仕事は「感謝」してもらえることの多い仕事。商品をお届けすると、組合員の皆さんから日々「ありがとう」をいただけます。コミュニケーションは「慣れ」です。たとえ話すことが苦手でも「人の役に立ちたい」と考えている人には、とても向いている仕事だと思います。