
仕事がきつくてやめられた方はほとんどいません
仕事がきつくてやめられた方は
ほとんどいません
福祉事業部 部長 川上さん
福祉事業部では福祉に関わるいろいろな事業を行っています

福祉事業部は大きく分けて、居宅介護支援事業、訪問介護事業、福祉用具の貸与、生活支援サービス「くらサポ」があります。
居宅介護支援事業は、利用者さんが介護保険を利用するにあたり、どんなサービスを利用したらよいのか、ケアマネージャーがアドバイスをするものです。
訪問介護事業は、ヘルパーが利用者さん個人のお宅にお伺いして、そこで家事支援や身体介護など生活に必要なことをお手伝いしています。
その他、福祉の用具のレンタルや販売、東温市見奈良にあるデイサービスを運営しています。
家事全般ができればヘルパーの仕事はできると思いますよ

ヘルパーの仕事は初めてという方もいらっしゃいます。
基本的に家事全般ができる方であれば、利用者さんの要望に応えることができるのではないかと思います。家事をやり慣れていたり、気配りができたりといったことは大事です。
ヘルパーの資格を持っている方は、介護の仕事をするためにというよりも、自分の親の介護を考えて先にとっておいたという方も多いです。
ヘルパーの経験を活かして、ご自身の親御さんの介護を優先したいという理由で辞められた方はいますが、仕事がきつくてやめられた方はほとんどいません。
ご自身の都合のよい時間を利用して収入を得ることができます
ヘルパーはパート雇用としており、ご自身の都合のよい時間を登録いただいています。
利用者さんから「何時ぐらいに来てほしい」という要望があれば、その時間に合うヘルパーに訪問してもらうという方法をとっているので、自分の空いている時間を使って収入を得ることができるというメリットがあります。
利用者さんとヘルパーさんとの相性を考慮して訪問先を決めています
サービス提供責任者が利用者さんの要望を聞いて、性格的に合いそうな方を連れて行き、引き合せてから仕事してもらうといった流れになります。
利用者さんによって、それぞれ特徴があるので、それに合わせられるような方を優先的に決めていくというような感じです。
素直な方と一緒に働きたいですね

まずは仕事を覚えていくのに、素直に言われたことを聞けることが一番大事です。
あとは、利用者さんのお宅に伺うので、コミュニケーションがとれる方のほうが、サービスがスムーズに進むと思います。
向上心を持って仕事に取り組んでいただきたいです。
2017年11月30日 時点
- 初めに教育や先輩のフォローなどはありますか。
-
まずはマニュアルでヘルパーの心得というところから勉強してもらいます。それにはサービス提供責任者が一人ついて、説明しながら理解してもらいます。
そのあと、デイサービスで高齢者の方と触れ合ってもらい、どのようなニーズがあるのか肌で感じてもらうようにしています。
その後、利用者さん宅に行くにあたり、家事援助であれば、一番初めは『サービス提供責任者』が一緒に同行して、手順や注意事項をしっかり伝えます。
身体介護については、利用者さんによって対応が違うので、できるようになるまでサービス提供責任者が一緒に行きます。手順書もきっちりしたものを作って、それができるようになってから独り立ちしてもらいます。
- 他のヘルパーの方と会う機会はありますか。
- 月に1回、ヘルパー会というのを開催しており、そこで忘れてしまっている技術などを思い出してもらっています。登録いただいているヘルパー30人くらいが集まります。ヘルパーの資格を取るときに実習等で習っていても、実際の仕事でしばらく使わないと忘れてしまうこともあるので、参加した方からは「思い出せてよかった」と感想をいただいています。
- 交通費の支給など福利厚生面は充実していますか。
- 利用者さん宅で仕事する時間とは別に、移動する時間についても時間給でお支払しています。移動距離が2キロ以上ある場合には交通費も支給しています。必要な経費にあたる部分については、すべてコープえひめが支給していますので、福利厚生も含めて、安心して働けることにつながると思います。また、パートとして雇用していますので、有給休暇も含めて福利厚生面はきちんとしています。
- ヘルパーとして仕事を始めて、もっと上の資格などを目指される方はいらっしゃいますか。
- 介護福祉士の資格を目指す方がいらっしゃいます。受験に向けて、サービス提供責任者からアドバイスをもらえるので、受験する方には役に立つと思います。