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商品・レシピ

商品検査室より

食中毒にご注意!~食中毒予防の三原則~

2018年07月16日

こんにちは! いよいよ食中毒シーズンの到来です。前回は、手洗いの大切さをお話ししました。今回は、食中毒予防の三原則についてお話します。細菌が増殖するためには、「栄養」「水分」「温度」が必要です。この3つの条件がそろって時間が経つと菌が増殖し食中毒を起こす可能性が高くなります。が、食中毒予防の三原則を守ることで細菌性とウイルス性食中毒は予防することができます。

1細菌をつけない(清潔) 手洗いはもちろんのこと、まな板、包丁、ふきんなどもしっかり洗い、漂白剤や熱湯などで定期的に消毒しましょう。汚れはしっかり洗い落さないと細菌にエサを与えることになります。また、洗い終えたらしっかり水分を拭き取ることも重要です。

2増やさない(迅速) 細菌の増殖には温度が最も重要です。すべての細菌は増殖に適した温度(至適温度)と、増殖温度範囲があります。一般的には、20℃から45℃が増殖最適温度帯です。

冷蔵保存しなければいけない食品を買った場合は、すぐ冷蔵庫に入れましょう。10℃以下の冷蔵がふやさない基本です。(4℃以下がベストです)

また、冷蔵庫、冷凍庫の詰めすぎに注意しましょう。冷凍食品の解凍を室温で行うことは禁物です。中心部が解凍されるまでの時間に表面温度は室温と同じ状態が続くので、細菌を増やすことになります。冷凍された食品の解凍は、冷蔵庫内で行うか,電子レンジを使いましょう。作った料理は早めに食べましょう。2時間以内に食べることをお勧めします。

3やっつける(殺菌する) 加熱して調理する食品は、中心部が75℃で1分以上、ノロウイルスは85℃1分以上、十分加熱しましょう。また、残った食品を温め直す時も十分に加熱しましょう。

以上のことを守って食中毒にかからないように気を付けましょう。

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