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商品・レシピ

商品検査室より

家庭でできる食中毒予防のポイント ③下準備

2019年02月18日

こんにちは!

「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」も3回目になりました。今回は、「下準備」です。6つあるポイントの中で一番注意する事柄が多いところです。ぜひ、ご自分の食事作りをチェックしてみてください。

家庭でできる食中毒予防のポイント3 下準備

■台所を見渡してみましょう。ゴミは捨ててありますか?タオルやふきんは清潔なものと交換してありますか?せっけんは用意してありますか?調理台の上はかたづけて広く使えるようになっていますか?もう一度、チェックをしましょう。

■井戸水を使用している家庭では、水質に十分注意してください。

■手を洗いましょう。

■生の肉、魚、卵を取り扱った後には、また、手を洗いましょう。途中で動物に触ったり、トイレに行ったり、おむつを交換したり、鼻をかんだりした後の手洗いも大切です。

■肉や魚などの汁が、果物やサラダなど生で食べる物や調理の済んだ食品にかからないようにしましょう。

■生の肉や魚を切った後、洗わずにその包丁やまな板で、果物や野菜など生で食べる食品や調理の終わった食品を切ることはやめましょう。

洗ってから熱湯をかけたのち使うことが大切です。包丁やまな板は、肉用、魚用、野菜用と別々にそろえて、使い分けるとさらに安全です。

■ラップしてある野菜やカット野菜もよく洗いましょう。

■冷凍食品などと凍結している食品を調理台に放置したまま解凍するのはやめましょう。室温で解凍すると、食中毒菌が増える場合があります。解凍は冷蔵庫の中や電子レンジで行いましょう。また、水を使って解凍する場合には、気密性の容器に入れ、流水を使います。

■料理に使う分だけ解凍し、解凍が終わったらすぐ調理しましょう。解凍した食品をやっぱり使わないからといって、冷凍や解凍を繰り返すのは危険です。冷凍や解凍を繰り返すと食中毒菌が増殖したりする場合もあります。

■包丁、食器、まな板、ふきん、たわし、スポンジなどは、使った後すぐに、洗剤と流水でよく洗いましょう。ふきんの汚れがひどい時には、清潔なものと交換しましょう。漂白剤に1晩つけ込むと消毒効果があります。包丁、食器、まな板などは、洗った後、熱湯をかけたりすると消毒効果があります。たわしやスポンジは、煮沸すればなお確かです。

報告があった食中毒事件だけを見ても、家庭の食事による食中毒が全体の20%近くを占めいているそうです。きちんと予防方法を守れば予防できます。

家庭から食中毒をなくしましょう!!

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