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商品・レシピ

商品検査室より

商品検査室のお仕事紹介①

2020年11月23日

こんにちは!

カレードスコープもまる6年、7年目に突入しました。今回は、初心にかえって、商品検査室の紹介をしたいと思います。

商品検査室では、食品の衛生管理、主に微生物検査を行っています。検査室は、1987年に開設されました。開設当時は、保健所などの検査機関に検査を外注していましたが、1989年からは、検査機器を導入し検査が行えるようになりました。共同購入、店舗、夕食宅配で取り扱っている食品を年間およそ2800検体行っています。

<共同購入商品>

検査室も組合員さんと同じように班を作り、カタログで注文し組合員さんと同じタイミングで商品を受け取り、毎週検査を行っています。検査を行う主な食品は、生でそのまま食べるものや豆腐、麺などです。検査を行う際には、注文した商品をカタログと照らし合わせ、案内は正しくされているか、包材の商品表示は見やすいか、包材は開けやすいかなど組合員さんの立場になって点検します。

また、カタログに載せる2か月前には、新商品会議があり、仕様書を見ながら商品を選んで事前に検査を行い自主基準に適合したものを企画しています。お中元やお歳暮、おせち料理など季節商品についても検査を行います。他には、コープランの賞味期限の設定のための保存検査や組合員さんからのお申し出の検査も行っています。

<店舗商品>

店舗商品の検査は、各店長にお願いし商品を送ってもらいます。各店のバックヤードで製造し販売されている食品が主で、刺身や握り寿司などが多いです。その他には、集中検査として、食肉製品、魚肉練り製品、豆腐類、麺類、アイスクリームなど、テーマを決めて検査をします。また、ミートセンターやデリカセンターの施設の衛生点検を年1回行っています。ふき取り検査、落下菌検査を行い、衛生状態を確認しています。買い場点検として13店舗を1年かけて点検しています。冷蔵・冷凍ケースの温度点検、ロードラインを超えていないか、4S(整理・整頓・清掃・清潔)はできているかなどを点検しています。最近は、刺身や調理麺(冷し麺とご飯類のセット)、握り寿司を近隣のスーパー(8店舗)から購入し検査を行なっています。同時に表示の内容、盛り付け、保存温度などをチェックし、よりよい食品になるよう情報を発信しています。

商品の温度チェックをしているところ

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