
検査室では、食品中の細菌数や食中毒菌の検査を行っています。
共同購入や個人宅配、夕食宅配、店舗で実際に組合員さんに供給している商品の抜き取り検査や取扱い前の事前検査などを行っています。
検査する商品を10gまたは25g滅菌した袋に入れます。
ハサミなどの器具は全て滅菌し、微生物がいない状態で使用します。
固体のままでは検査できないので、滅菌した水を加えて液体にします。
2の袋を1分間たたき検液を均一にします。
スパイラルプレーターが培地の入ったシャーレに検液を希釈しながら渦巻状に塗っていきます。
培地をインキュベーターで一定時間(24~48時間)培養します。
一定時間が経つとシャーレに微生物がコロニーを作り、目に見える大きさになります。
培養したら自動コロニーカウンターで菌数を計測し、
食品1gあたりの菌数を求めます。食品衛生法やコープえひめ自主基準に照らし判定します。