被災地の子どもたちに元気になってもらおうと、アニメーション美術・挿絵画家の男鹿和雄さんが10月10日に豪雨災害被災の南予の小学校を訪問しました。男鹿さんはコープえひめ主催の「えひめ児童版画コンクール　天才ちるどれん」の審査委員長を長年務めていただいています。訪問したのは西予市の野村小学校、宇和島市の吉田小学校と立間小学校で、特徴的な校内の場所を描いた自作の絵と絵本を贈呈し、小学生たちと触れ合いました。

「トトロ見たことがある子？」「はーい」ほぼ全員の子どもが手を上げます。とたんに子どもたちは笑顔になりました。男鹿さんの校内を描いた絵を見ると「すごーい」と感動する子どもたち。「あ、ここに僕たちがいるよ」と校舎を指さすなど絵の感想もいっぱい出してくれました。児童版画コンクールで培った子どもたちとのつながりが今回の訪問を通してさらに多くの子どもたちに広がりました。男鹿さんも「子どもたちの元気な笑顔が見られた。来てよかった」と喜んでいました。

男鹿さんは児童版画コンクールに参加された南予の小学校32校にスタジオジブリの絵本を寄贈しています。

▲野村小学校　　　　　　　　　　　　▲吉田小学校　　　　　　　　　　　▲立間小学校