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くらしの交流

くらしの交流レポート

2024.10.10 木曜日

佐田岬 秋の渡り観察会を開催しました

10月5日(土)、四国最西端の佐田岬半島にて「秋の渡り観察会」を実施し、組合員家族10組13名が参加しました。今回、講師として水本孝志さん(NGOさんきら自然塾塾長、愛媛県環境マイスター)にお越しいただきました。

毎年秋になると、「1日に5万羽」とも称されるヒヨドリの大群やハチクマ・サシバなどの猛禽類、アサギマダラ・ウスバキトンボなどの昆虫が温かさや食べ物を求めて南へと命を懸け渡ります。佐田岬半島の先端にある灯台付近は、南へ渡る鳥たちの絶好の休息地となっています。

当日は、徒歩で佐田岬灯台へ。灯台へ向かいながら、道中にいるさまざまな植物や生き物について、水本さんに教えていただきました。その後、灯台付近に到着すると、南方へ渡ろうとするヒヨドリの大群が何度も見られました。また、上空からヒヨドリを狙うハヤブサやハイタカと、攻撃を避けるために海面ギリギリを群れで飛ぶヒヨドリの駆け引きは圧巻で、参加者の皆さんは夢中になってその様子を観察していました。約2時間30分の観察会は、自然の中で生きる鳥や虫、植物の力強さを感じられる貴重な体験となりました。

▲灯台への向かう道中には、さまざまな植物や生き物がありました

▲ヒヨドリの大群

▲灯台の前で集合写真

~参加者の感想~
〇波の音を聞きながら、ヒヨドリたちのことを想えて幸せでした。自然の中で生きるというのは大変だけど、動物たちは本当にすごい。見習おうと思います。なんだか腑に落ちたというか、いい機会をありがとうございました。
〇初めて参加しました。いつもは空を見上げることは少ないですが、今日は大空を渡ろうとするヒヨドリの大群を見て感動しました。人を中心に考えてはいけない。自然の中で生きていることを実感しました。
〇鳥の気持ちになって国境なく交わり、平和な世界になればと思いました。自然の大切さ!自然のものを知らされて勉強になりました。

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