
2025.08.26 火曜日
8月24日(日)、新居浜市「市民の森」で開催し、組合員さん親子4組12名が参加しました。
講師は今川義康先生(日本セミの会会員・愛媛県環境マイスター)です。
最初に昆虫採集や森林散策を安全に行うため、注意点と採集するポイントなどの説明がありました。
次に敷地内の樹液の出ている木のまわりに集まり観察。この木にどのような昆虫が集まってくるのかを先生に説明してもらいました。
参加した子どもたちは、元気に走ってバッタやセミ、トンボや蝶、カナヘビ(トカゲの仲間)を追いかけて採集し、先生にその名称や特徴などを教えてもらい虫かごに入れていました。採集中、虫を捕獲するための「網の上手な振り方」やカゴに入れるまでのコツなどを教えてもらっていました。また、森林の中には毒性のあるキノコや木があることも教わるなど、初めて知ることも多くありました。
森林散策の後は、「市民の森学習館」で採集した昆虫と、先生が事前に採集されていた昆虫を観察しました。その後、先生の用意された昆虫クイズを行いました。虫の声やにおい、どんな物を食べるかなど色々な
クイズの内容があり、参加者は楽しそうに答えていました。
今回、発見し採集・観察できた昆虫や爬虫類は22種類ほどでした。
昆虫を含めた生き物や木々などについて新たに知ることが多くあり、そして自然とふれあうことでその大切さを学んでいただけた、とても意義のある観察会となりました。
▲この林の中で確認された毒性のあるキノコ類と樹木の説明がありました。
▲オナガサナエ(サナエトンボの仲間)を採集することができました。
2025.08.25 月曜日
8月23日(土)に松山市野外活動センターにて開催し、6組15名の親子が参加しました。
講師は石川和男先生(愛媛県環境マイスター・松山東雲女子大学名誉教授)にお願いしました。 最初に林間教室にて森のしくみ(生態ピラミッドや食物連鎖、生物多様性の複雑なバランス)、枯葉や土の中にいる昆虫の見分け方、危険な生物などを教わりました。先生が採集した標本も見せていただきました。
まず、白い水切りカゴに落ち葉ごと土を入れて白いビニールシートの上でふるい、虫が逃げ出す前に吸虫器(石川先生手作り)で吸い取り、観察し、元いたところに逃がしました。ふだんあまり目にすることのないハネカクシ、ヤスデ、ムカデ、ワラジムシの仲間、ハサミムシ、カメムシなどが見つかりました。
自然環境や生物多様性に関する意識が高まったと思います。
▲落ち葉と土をふるいにわけています
▲土の中から生物を探しています
2025.08.23 土曜日
コープえひめとJAえひめ南は合同で、田植えや収穫体験を通じてお米づくりの大切さや生産者の思いを肌で感じてもらい、自然に親しみながら食の大切さや農業への関心を育んでもらうために、4月にお田植え祭、8月に収穫祭を開催しています。
8月23日(土)に収穫祭を開催し、コープえひめの組合員家族28名(大人15名 子ども13名)が参加しました。4月に田植えした稲はしっかりと実り、参加者たちは汗を流しながら真剣な表情で鎌を使い、ザクザクと稲を刈って、貴重な収穫体験を楽しみました。
また、4月のお田植え祭で配布した「バケツ稲」のコンテストも同時開催しました。参加者が持ち寄ったバケツ稲は全部で10個。審査の結果、1位から3位までの入賞者が決定しました。育てた方からの質問や、JAえひめ南の職員さんによる解説やアドバイスもあり、稲作の魅力に触れる有意義な時間となりました。
▲親子で一緒に稲刈りに挑戦
▲たくさん収穫できました!
≪参加者の感想≫
・田植えをしたお米がたくさん育っていて、うれしかったです。夢中になって稲刈りができて、子ども
たちも楽しそうでした!バケツ稲は少し大変でしたが、無事に実ってくれて嬉しかったです。農家さんに感謝です。
・昨年も参加したので、今年はやり方がわかってサクサクできたと思います。楽しかったです!
・初めて参加しました。子どもはまだうまく鎌が使えませんでしたが、私が刈った稲を一生懸命運んでくれました。天気も曇りでちょうどよく、とても楽しめました。
2025.08.21 木曜日
8月21日(木)、夏休み企画として、「リサイクル探検隊!エコセンター見学&ハガキ作り体験」を開催しました。(参加:組合員親子11組28名(大人11名、子ども17名))
最初に、エコセンター((株)ハートフルコープえひめ)の永井さんから「リサイクルの大切さ」についてお話しいただきました。その後、参加者は2グループに分かれて、エコセンターの見学とハガキ作り体験を行いました。
エコセンターの見学は、コープえひめの共同購入・宅配で組合員さんから回収したカタログや牛乳パックなどが、どのように一次加工されるのかを間近で見ることができました。カタログ類がベルトコンベアで運ばれ、大型プレス機に投入される様子に、大人も子どもも興味津々。圧縮されて大きな塊になったカタログ類を見て、参加者からは驚きの声が上がりました。永井さんからは、「この工程を経て、また新しい紙に生まれ変わります。このときに、不純物がないことがとても大切なんですよ」とお話があり、リサイクルのルールや分別の重要性について理解を深める機会となりました。
▲「人の目と手で分別作業をしています」
▲圧縮されて大きな塊になったカタログ
ハガキ作り体験では、牛乳パックを細かくちぎって水と混ぜたパルプを使い、紙すきに挑戦しました。子どもたちは、パルプを型に流し込んで厚みを均等にする作業に真剣な表情。水分をしっかり取ってアイロンで乾かすと、オリジナルのハガキが完成しました。
▲パルプの説明。牛乳パックの表と裏のつるつるとした部分を剥がします
▲紙すき中。薄すぎず、厚すぎず…。均等にするのが難しい!
エコセンターの見学とハガキ作り体験が終わった後は、○×クイズを実施し、ごみ分別やリサイクルに関する知識を楽しく学び、イベントは終了となりました。参加者からは、「普段見られない、エコセンターの作業が見られて勉強になりました」「身近に使っているものが、きちんと分別することで新しく生まれ変わるのですね。実際にハガキを作ることで、物を大切にすることを子どもたちが学んでくれたら嬉しいです」などの感想が寄せられました。
コープえひめは、今後も限りある資源を大切に使うために、組合員の皆さんとともに、継続して身近なところからできる環境への取り組みを進めていきます。
▲たくさん勉強しました!
2025.08.14 木曜日
SDGsの取り組みや、ユニセフボランティアを楽しく体験することで興味関心を持ってもらうことを目的に、愛媛県ユニセフ協会と共催で「SDGsを学ぼう!こどもワークショップwithユニセフ」を開催しました。中予会場(コープ束本/松山市)には7組16名、南予会場(道の駅・みなとオアシス八幡浜みなっと/八幡浜市)には3組6名、東予会場(コープ金子/新居浜市)には6組11名が参加し、「アップサイクル」と「ユニセフボランティア」を体験しました。イベントの最後には、エシカルマークのついたお菓子とミックスキャロットがプレゼントされ、実際に商品を手にしながら「FSC認証マーク」や「エコマーク」などについて学習しました。
〇アップサイクル体験 ~保冷剤から消臭剤を作ろう~
「アップサイクル」とは「使わなくなったものなどを利用して、より価値のあるものにすること」を意味します。不用品を価値あるものに作り替えて使い続けることはごみの削減に繋がります。今回は、空き瓶と保冷剤を使用してカラフルな消臭剤を作りました。(※好きな色の水性ペンを瓶の内側に塗り、保冷剤を加えて混ぜ、ラメやビーズなどを入れます。)
〇ユニセフボランティア ~外国コイン仕分け~
日本ユニセフ協会では「ユニセフ外国コイン募金」を行っています。外国コインは日本で両替することができません。寄せられたコインは国別に分けられ、それぞれの国へ送られ、現地で換金し募金されます。
【参加者の感想】
〇小学生
・いろいろなくにのこうかがみられてよかったとおもいます。アップサイクルがたのしかったです。
・可愛いしょうしゅうざいを作れたのでよかったです。外国のお金にはどんな種類があるか分かって勉強になりました。
〇保護者
・ユニセフさんの活動を少し身近に感じることができ、SDGsの大切さなど学びました。これからもみんなで考えていきたいと思います。
・消臭剤作りはとても楽しかったようで家でもまた作りたいです。コインの仕分けも興味を持って楽しく取り組めました。ユニセフやSDGsについて家族で話すきっかけにもなりました。ありがとうございました。
◇ 集まった参加費(1組100円)は、日本ユニセフ協会へ全額募金させていただきます ◇
2025.08.04 月曜日
8月4日(月)、コープ神郷にて、「楽しく学ぼう!食品トレーのリサイクル」を開催しました。(参加:組合員親子9組29名(大人9名、子ども20名))講師として、食品トレーの製造・販売をされている「株式会社エフピコ」の方にお越しいただきました。
イベント前半は、ごみ問題やリサイクルの流れについて、クイズや動画を交えながら楽しく学習しました。子どもたちも積極的に参加し、リサイクルの大切さについて理解を深めることができました。
▲クイズ「エフピコのトレーの回収量は?」
▲リサイクルできるトレーなのか、爪楊枝を使って確認中
後半は、店内をスタンプラリー形式で巡りながら、食品トレーが使われている商品やリサイクルコーナーをチェック。その後は、お弁当などに使われている透明容器のフタを使用して、キーホルダー作りに挑戦しました。
▲リサイクルコーナーをチェック
▲キーホルダー作り。トースターで加熱すると約4分の1の大きさになります
▲キーホルダー完成!
参加者からは、「トレーのリサイクルの仕組みがわかってよかったです」「地球のためにも、トレーはよく洗って出すように心がけたいです。コープのリサイクルボックスに持って行きます!」「店内のどんな商品にトレーが使われているのか、知ることができました」「キーホルダー作り、楽しかったです」などの感想が寄せられ、リサイクルに対する意識の向上がうかがえました。
今後も、限りある資源を大切に使うために、組合員の皆さんとともに、継続して身近なところからできる環境への取り組みを進めていきます。
▲教えてくれたエフピコさんと参加した子どもたち