
2025.04.23 水曜日
コープえひめとJAえひめ南は、田植えや収獲体験を通じて、お米づくりの大切さや生産者の思いに触れ、食や農業への理解を深めてもらうため、毎年4月に「お田植え祭」、8月に「収穫祭」を開催しています。
4月19日(土)にお田植え祭を開催し、コープえひめの組合員家族28名(大人16名、子ども12名)が参加しました。参加者の皆さんは、慣れない泥の感覚に戸惑いながらも、貴重な田植え体験を楽しみました。
田植え体験のあとは、きじ鍋と自分で作ったおにぎりを味わい、昼食後はビンゴゲームやお米クイズで盛り上がりました。また、希望者にはバケツ苗をお渡ししました。
今回植えたお米は8月末の収穫祭で収穫し、バケツ苗のコンテストも行う予定です。≪参加者の感想≫
・初めてお田植え祭に参加しました。天気もよく、泥の中でも寒くなく、気持ちよかったです。久しぶりに裸足になり、心も身体も最高でした。ありがとうございました。
・泥の感覚を足に踏みしめました。農業大好きなので、こういう企画はうれしいです。バケツ苗、頑張って育てます。
・田植えのこと、お米のこと、たくさん勉強できました。きじ鍋とおにぎりもとてもおいしかったです。
2025.02.25 火曜日
2月24日(月・祝)にくらしの学習会(防災)を開催しました。
いつ起こるか分かない自然災害に備えて、防災士の資格を持つコープえひめ職員2名を講師に会場とオンラインでハイブリッド開催し、8組26名の組合員さん親子が参加しました。
内容は①火災や自然災害についての〇×クイズ、②いろいろな災害や防災グッズのクイズ、③ハザードマップの見方と避難方法、④ハンドタオルで人形作り(※1)、⑤びちくっきんぐ(※2)と水で作るアルファ化米の試食です。
①の〇×クイズでは、緊急通報先の違い、熱中症の対処方法、消火器の使い方、避難時の行動などについて考えました。②のクイズでは、あてはまる災害と現象、備蓄品について学びました。
※1 避難所などに子ども達が遊べるものがないことを想定し、「そこにあるもの(タオルハンカチと輪ゴム)」を使って、「ペンギンの人形作り」をしました。
※2 地震や台風などで停電。電気もガスも水道も使えないことを想定し、「備蓄品を使ってクッキング」をし、「ドライパックのミックスビーンズとコーン、ツナマヨでサラダ作り」をしました。
2024.12.16 月曜日
12月15日(日)、第10回目となる「コープえひめ憲法学習会」が松山市男女共同参画推進センター(松山市三番町6丁目)の大会議室にて開催されました。
講師に四谷(よつや)姉妹(※)こと、岸松江弁護士と青龍美和子弁護士(ともに東京弁護士会所属)をお招きし、「四谷姉妹と考える『憲法とジェンダー平等』 ~わたしらしく、あなたらしく~」をテーマに、小学生から80代までの約70名が参加しました。
前半は「憲法漫才」。「憲法の3K『固い』『関係ない』『興味ない』」のイメージをくつがえす、歌や踊り、クイズを交えた語りで楽しく学びました。法律用語がつい食べ物の名前に聞こえてしまう姉役の松江さんに、妹役の美和子さんがやさしくツッコミを入れます。例えば「三色あんぱん?」は「安保三文書」、「鉄火丼とチキンのコラーゲン鍋?」は「敵基地攻撃能力」のことです。
後半の講演では女性の権利獲得の歴史などを紹介。日本国憲法で戦前の家父長制度が否定されたが、さまざまなジェンダーバイアス(性別に基づく固定概念)が残されていると指摘。また、政府の防衛予算拡大に警鐘を鳴らし、参加者に「平和もジェンダー平等も、声を上げ続けることが大切。」と呼びかけました。
※四谷姉妹:服装も髪型もお笑い芸人阿佐ヶ谷姉妹をまねて2018年冬に結成。名前は所属している東京法律事務所が【四谷】にあることから命名。
▲前半は「憲法漫才」。歌や踊り、クイズを交えた語りで楽しく学びました。
▲後半は「講演」。女性の権利獲得の歴史などが紹介されました。
【参加者の感想】
〇憲法の事を漫才で教えてくれたので、楽しみながら憲法について知ることができました。(小学生)
〇今回、憲法学習会に初めて参加させていただきました。「憲法」は学生時代からとても苦手でした。 四谷姉妹の講演で「憲法」をわかりやすく楽しく学ぶことができました。(40代)
〇憲法漫才、面白かったです。憲法は固い、興味ない、関係ないという3K。今までその通りだったなぁと思った。今回、学ぶ機会をいただき、憲法に興味を持ちました。少しずつ学んでいきたいです。(50代)
2024.12.02 月曜日
広島・長崎に人類初の原子爆弾が投下され、終戦を迎えてから79年がたちますが、今も世界の中では争いが絶えません。11月30日(土)に戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて考える機会として、バスツアー(中予コース・東予コース)を実施し、28組50名の組合員さんが参加しました。
当日は、貸切バスで広島県の平和記念公園へ行き、ボランティアガイド(生協ひろしまの組合員さん)から被爆の実相について丁寧に説明していただき、広島平和記念資料館を見学しました。
▲原爆ドーム前
▲原爆死没者慰霊碑から平和の灯。原爆ドームが一直線にみえます。
【参加者の感想】
・修学旅行で来た時よりも、ボランティアガイドさんがくわしくお話ししてくださったので、いろんなことを知れた。当時の様子などを聞けたのでよかった。(小6)
・初めての平和記念公園でした。生々しい写真や胸の詰まるような手記や世界平和を願い建てられたモニュメント。同じ過ちを二度と繰り返さぬようにという思いが各所から感じとれました。驚いたのは外国人観光客の多さでした。世界平和を日本人だけが願っても絶対に実現しません。たくさんの外国人がいて同じ願いを共有できているのだと思うと少しうれしくなりました。
※参加費の一部を組合員さんからの平和カンパより助成しています。
2024.11.11 月曜日
11月9日(土)、城山公園ふれあい広場(松山市)にて、第40回生協まつりが開催されました。生協まつりは、生協のさまざまな活動を多くの方に知ってもらいたいという思いで1982年から続いており、今回は記念すべき40回目となりました。
当日は絶好の秋晴れで、爽やかな風が吹く中、約12,000人にご来場いただき、各生協や組合員有志(コープ委員会・店舗委員会・ブロック会・グループ活動)によるヨーヨー釣り、お菓子釣り、余剰品バザーや、お取引業者様の出店ブースやステージショー等でにぎわいました。
ストラックアウトなど、スポーツ体験コーナーは子どもたちに大人気でした。
○主催:愛媛県生活協同組合連合会
○第40回生協まつり実行委員会
生活協同組合コープえひめ、愛媛医療生活協同組合、松山医療生活協同組合、愛媛大学生活協同組合、松山大学生活協同組合、愛媛県共済生活協同組合、生活協同組合コープ自然派しこく
2024.11.08 金曜日
11月6日(水)、「海ごみをゼロに!ビーチクリーンin梅津寺海岸」を愛媛県資源循環優良事業者連絡協議会(Re-えひめ)※と共催し、組合員6組9名が参加しました。
※愛媛県から資源循環優良モデル(スゴeco)に認定された事業者で組織している協議会。コープえひめも15年以上前から、松山三越店を除く12店舗が「スゴeco」、環境に優しい取組みをしている店舗と認定されています。
Re-えひめの丸橋温会長より、海岸のプラスチックごみの実態についてお話いただいた後、30分ほど清掃を実施。遠目にはきれいに見える梅津寺海岸ですが、ペットボトルやたばこの吸い殻、発泡スチロールの欠片などたくさんのごみがありました。また、砂浜を少し掘ると、「マイクロプラスチック」と呼ばれる小さなプラスチック片も多く見られ、ザルやスコップを使用して収集しました。今回、回収したごみの量は約19.5㎏。普段の暮らしの中から出されるごみの問題や、きれいな海を守るために自分たちにできることを考える機会となりました。
▲海岸のプラスチックごみについてお話いただきました
▲短い時間でしたが、集中して清掃を行いました
▲ペットボトルやたばこの吸い殻、発泡スチロールの欠片などたくさんのごみがありました
▲約19.5㎏のごみを回収しました!
<参加者の感想>
・発泡スチロールなどが小さく細かくなってしまっていて集めるのが大変だった。細かくなって川や海に流れてしまう前に、きちんとごみや資源として回収することを大事にしたいと思いました。種類も様々でした。
・海の波の音を聞きながら、集中してごみを見つけることが出来ました。驚くようなごみの種類にあきれるような気持ちになりました。心がけてきれいな海になるよう、また参加できればと思いました。
・ごみを拾うのに集中できて、とても楽しかったです。子どもと一緒に拾うと遊び感覚で出来るのも良かったです。