
2019.05.01 水曜日
2019年4月27日(土)
コープえひめとJAえひめ南は合同で、田植え体験を通じてお米づくりの大切さや生産者の思いを肌で感じてもらい、自然に親しみながら食の大切さや農業への理解を深めてもらうため、お田植え祭を毎年開催しています。
天候にも恵まれ、今回はコープえひめ組合員家族52名(大人24人 子ども28名)の参加でお田植え祭を開催しました。初めて田んぼに入った子どもも多く、少しひんやりとした泥の感触にとまどい、泥だらけになりながらも普段は出来ない貴重な田植え体験を楽しみました。
田植え体験のあとは、きじ鍋と自分で作ったおにぎりを食べました。昼食後は、お米クイズでお米に関する知識を深め、ビンゴゲームを楽しみ、希望者はバケツ稲体験を行いました。今日植えたお米は8月末の収穫祭で収穫し、バケツ稲は収穫祭でコンテストを行います。
≪参加者の感想≫
・どろんこになって楽しかったです。稲刈りも楽しみです。
・天気もよく楽しく参加できました。毎年参加しているので子どももだんだん上手になっています。おにぎりもきじ鍋もとても美味しく頂きました。ありがとうございました。
・田んぼに入ることやお田植えをすることは初めてだったので、子どもにとってとても楽しい体験ができました。また来年も参加させていただきたいです。
2019.03.04 月曜日
中予地域くらしの学習会 2019年3月4日コープえひめ本部
子育て孫育てはよろこび~日々の悩みを日々のバネにして~
講師:山本 万喜雄さん(聖カタリナ大学教授、愛媛大学名誉教授)
今回のくらしの学習会は、0才から中学生のお子さんやお孫さんをもつ組合員さんが34名参加されました。
たくさんのエピソードを交えつつ発達学や教育の視点も踏まえて、子育てが楽しくなる、楽に思えるヒントをたくさんいただきました。テーマを大きく3つにわけてお話しいただきました。
1.子育ち、子育て、親育ち
2.日々の悩みを日々のバネにして
3.人間讃歌の心で
かつて家族や地域に子どもが多かった時代の親たちは、子どもの育ちが「こぼしながら、こぼしながら、こぼさなくなる」ことを知っていた。しかし少子化の今、この経験が能力獲得にとって大事だということを理解していない親たちもいる。それ故、学ぶことは大事である。
発達の過程といえば、1歳半頃のイヤイヤ期。この発達の節目は、上手にはできないが自分でやりたいという時期である。だから「これ食べなさい」と押しつけるよりも、その子に選ばせたい。子どもは選びながら成長するものである。このように子育ては手間ひまかかるめんどうくさいもの。だが、このめんどうくささを生きる手応えに変えると、子育て孫育てはよろこびになる。
しかしながら現代社会には、このよろこびを奪う「3K」(競争・効率・管理)がある。こうしたできる・できないでとらえる能力観にとらわれると、親も追いつめられる。自分で新しいレールを敷いて歩こうとしている思春期には、子どもの言い分を良く聴いて、時には子どもと向かい合うだけでなく横並びで語りあおう。そうすれば同じ景色でもちがって見える。祖父母や地域の人たちの力も借りながら、ともに育ちあおう。
10年前養護学校の仕事を併任していた時、子どもたちから「あいさつは目で、仕草で、言葉で返す」ことを学んだ。「困った子ではなく、困っている子」ととらえると、働きかけ方は違ってくる。ゆっくりは丁寧、物を壊す子には解体の場を与えるとよろこびに変わる。子どもたちを能力存在ではなく、生命存在ととらえるといとおしくなるものだ。一歩踏み出そう。
【参加された組合員さんの感想】
・3歳の娘の「イヤだ」に日々イライラ、ガミガミの毎日ですが、よーく考えれば私も母親3歳。つい細かいことまで求めてしまいがちですが、「まぁ、いっか」くらいの余裕をもって、娘と共に成長していきたいと思います。
・最後にお母さんやおばあちゃんの体験や悩みを聞かせていただいたのはとても参考になり、悩んでいる方には悩みを話していくことはとても今後の子育て孫育てに大切だと思います。
2018.11.23 金曜日
11月23日に第12回我が家のお料理コンテストが開催され、98点の応募の中から第1次審査を通過した4組のみなさんが調理に腕をふるいました。今年のテーマは「県内食材を使ったアイデア丼」。子どもたちも手慣れた感じで調理をすすめ、みなさん所定時間内に料理は完成です。8名の審査員によって、アイデア、作業手順、盛り付け、味の採点ポイントで審査が行われました。工夫をこらしたアイデア丼はどれもおいしく甲乙つけがたかったのですが、審査委員長の学校法人愛媛学園学園長の渡邊笙子さんが「また食べてみたいと思う料理」と評した松山市の横田さんが最優秀賞を受賞しました。
▲調理審査の様子 ▲最優秀賞の横田さん親子
▲横田さんが作った ▲参加者と審査員のみなさん
「★我が家自慢の極旨★松山どりのビビンバ風スタミナ丼★」
2018.09.12 水曜日
憲法学習会「憲法ってどこにあるの~憲法の話でっせ!もっと憲法を」
講師 谷口真由美さん(大阪国際大学准教授、全日本おばちゃん党代表代行)
9月8日にコムズで開催された憲法学習会には137人の参加がありました。講師の谷口さんの軽快なテンポの大阪弁に、思わず引き込まれ、あっと言う間の2時間でした。「主権者の立ち位置とは?」という問いかけから、憲法に基づき私たち主権者が何をしなければならないかを伝えてくれる講演でした。
<講演要旨>
▲講師の谷口真由美さん
私たち主権者は憲法にある自由や権利を不断の努力で保持しなければなりません。立法、行政、司法の三権分立は憲法に規定されていますが、忖度などがあってあいまいになっているところもあります。主権者は、国会議員や省庁の動きをチェックしたり、裁判を傍聴に行ったりして、不断の努力をすることが大切です。また、国会議員は国民が選挙します。最高裁判所の裁判官も国民審査があります。内閣には直接的には何もありません。動かそうとすれば世論に働きかけるよりありません。そのためメディアの役割が大きい。報道の自由があって、それで世論が形成されます。マスコミもいろいろあり、私たちは一つのマスコミでわかったように思ってはだめです。
憲法は、国民を私と置き換えて、自分の事として読むといい。憲法は自分たちが宣言して確定したので自分の事としてとらえる必要があります。基本的人権の獲得は人類の多年にわたる努力のたまものであり、民衆が権力と闘ってきた成果です。選挙権も闘って勝ち取ってきた歴史があります。今の沖縄の基地問題も同じことで、私たちの問題としてとらえなければなりません。自分に置き換えて、自分に近づけて憲法を読み、主権者として不断の努力をすることが大切です。
2018.08.24 金曜日
8月18日(土)に組合員さん親子など約70名が参加して、今年の4月21日に組合員さんと田植えした「鬼北特栽米コシヒカリ」の収穫祭を行いました。
この日は晴天の稲刈り日和で、田んぼには実った稲が黄金色になっていました。JAえひめ南の職員さんご指導のもと組合員親子で手刈りを体験しました。参加したお子さんはお茶碗一杯作るのも大変だと、額に汗をかきながら刈すすんでいきました。午後は会場を移して新米おにぎりをさっそく試食させていただき、今年も美味しく育ったことを確認しました。食後は、春に持ち帰って家庭で育てた稲のバケツ稲コンテストやお米クイズ、ゲームなどで楽しく交流しました。
2018.08.10 金曜日
8月10日に伊予市の谷上山公園で昆虫観察教室が開催され、15組42人の子どもと保護者が参加しました。まだ暑さの続く中、子どもたちが虫捕り網を手に元気に駆けまわります。「あー、バッタがいた」と網を草むらにかぶせる子どもたち。愛媛県野生動植物保護推進員のと助手の愛大の学生さんに教えてもらった昆虫の捕り方を参考に、たくさんの虫を捕まえました。その後、先生にも教えてもらいながらみんなで昆虫図鑑で虫の名前を調べました。コウチュウ、バッタ・ナナフシ、チョウ、トンボ、カメムシの仲間が見つかりました。夏休みの自由研究、これで大丈夫かな?
参加者の感想
・虫捕りが大好きな子どもはとても楽しめたようです。採集したあと、図鑑で調べたり、先生に教えてもらえたのがいい経験になってよかったと思います。
・ぼくはキタキチョウをはじめてつかまえました。かんさつすると羽が点々でできていたり、羽に線がひかれていたり、いろいろ発見できたのでうれしかったです。